2014年5月17日土曜日

Xperia Z2を買った!

久々の新端末。
早速行こう。国内でも実はすでに発表された端末だ。
その名も・・・




Xperia Z2




である。
Z, Tablet Z, Z Ultra, とくれば、欲しくなってしまうだろう。(Z1はパスした)


今回もすべての写真はGoogle+にあります。
Xperia Z2写真



経緯


欲しくなるのはいつも突然なのは言うまでもない。最近では各メーカーから変わったものが出るわけでなく、
精鋭な端末しか出なくなったため、少々面白くない。とはいえ、その精鋭な端末も欲しい。
というわけで今この時期にピンと来たのは、SonyのXperia Z2だった。
買ったのはClove Tech。クレカはなぜかこの店では使えなく(通らない)なったため、PayPalにて購入。
しめて450ポンド(5/9当時約77000円)なり。


本体・ケース


早速見ていこう。まずはパッケージと梱包内容だ。


Zや(おそらくZ1と)特に変わらない箱だ。
セットとしては、なんと画面保護シートが1枚付いている。これならうっかり買い忘れても安心だ。
他にはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが、パッケージに紹介付きで描かれたものが同梱されている。
きっと性能が良いのだろう。機会があれば使ってみよう。

次は本体外観を見ていく。


背面はこうなっている。


上部・・・左から、イヤホンジャック、おそらく集音?穴
左側面・・・上から、microUSB端子・microSIMスロット(カバー内)、無接点充電端子
正面・・・左上から、フロントカメラ、各種センサー、画面
右側面・・・上から、microSDスロット(カバー内)、電源ボタン、音量ボタン、カメラシャッターボタン
下部・・・左から、ストラップ穴、スピーカー
背面・・・上から、カメラ、フラッシュ、NFC接触部

注意したい点


Z2に触れてみて、気づいたこと。タイミング的にZをお持ちの方が機種変なりそろそろ追加購入なりを
考えると思うので、Zからの変更点がある。



microSIMカードスロットの位置が変わっているのだ。
Zのときは右側面にmicroSDカードスロットとともにカバー内にあったのが、Z2ではmicroUSB端子と同じく
左側面のカバー内に移動している。ご購入を検討されている方は使いはじめる際には間違えないようにしましょう。

あと、なぜかこのようなものが。

ダミーのSIMではなく、ちゃんと電話番号が認識されているSIMカードが同梱ではなく、本体にセットされていたのだ。
なんとなく見覚えのある3のマークは海外のキャリアだったか。
なので日本では当然使えないが、一応保管しておこう。

購入特典


Cloveでの購入特典として、ワイヤレススピーカーがついてきた。



Xperia Z2や、Xperia Z購入時に特典としてついてきたワイヤレススピーカーとくらべてみると、これだけ違う。
めちゃでかい。もはやおまけの域を超えているのではないかと思えるほど。
ありがたく使わせてもらおう。


端末比較


端末同士の比較も早速やっていこう。
まずはミクスペリアことXperia A, Xperia Z2, Xperia Zだ。

Zでも十分でかいと感じたが、それを上回る大きさのZ2。もはや安心して持つことは不可能か!?

次はHTC One mini, Xperia Z2, Nexus5。

プレーンで比較的持ちやすいと思ったNexus5よりも、当然ながらZ2は大きい。
HTC One miniとはもう全然違うほどだ。

お次は大きい物同士。Galaxy Round, Xperia Z2, Xperia Z Ultraだ。

さすがにこの3機種だと、Xperia Z2は小さい。大きくても湾曲しているだけに意外と安定性があったGalaxy Roundよりかは
小さいZ2だが、こっちはほぼ「板」なのでZ2のほうが持ちづらい。
Z Ultraはもうタブレットの領域なのでスマフォ的持ちやすさの観点からは度外視。さすがに6インチ超えは違うね。

さて最後は、Z兄弟での比較だ。Xperia Z, Xperia Z2, Xperia Z Ultra。特別に背面も。

正面は特に変わらないが、背面のカメラは紆余曲折があった末に右側面に違い完全な端っこに移動した。
ただその分撮影時は狙いやすくていいのではないかと思う。


起動~各種設定


SIMは最初から入ってたものそのままで、とりあえず起動した。
ロゴのあとは最近のXperia おなじみのスプラッシュアニメーションが見えてくる。


初期設定画面はもはや見慣れた手順だ。


言語、WiFi等ネットワーク、アカウント、日付と時刻、途中にSonyワールドに参加という、いわゆるSonyのサービスの
アカウント作成の案内があったりする。
Googleアカウントをセットアップすればその先の手順はバックアップと復元の有無などがあって、完了する。


ホーム画面・アプリ一覧


起動した直後のホーム画面、アプリ一覧だ。
ホーム画面は全部で5面。左端から順に並べている。


アプリ一覧はこうなっている。全部で3面だ。



設定画面


続いて設定画面。気になったところをチョイス。

ワンタッチ設定なるものがある。つまりはAndroidビームみたいなものか。


モーションがある!Galaxyシリーズを使ったことのある方々ならすでにご存知と思うが、あのモーションである。
それがXperiaにもついに実装された!(もしかしてZ1からある?)
スマートフォンを持ちながら指定の動きをすることによって、すぐに機能を実現できる操作のことだ。
GalaxyシリーズではGalaxy Roundまできてよりいっそう洗練、できることが増えてきた。
使ってもいないでこんなのいらないよ、とか誤操作しまくりだろとか判断してしまう人が多いと思うが、
実際には一風変わった動作、些細な動作でもって反応するので、そんな頻発はしない。(するモーションもあるにはあるが)

Xperiaシリーズまでも採用したということは、GalaxyシリーズがS4の頃に掲げた?人にやさしい機能、動作、使い勝手の
実現の思想・方針は間違っていなかったのかもと思える。
Xperiaシリーズでも今後のさらなる実装を期待したい。


なんと手ぶくろモードもある。
これもGalaxy Roundなどではすでに実装されている。手袋をした状態でも端末をきちんと操作できるようにするための機能だ。


おなじみのSTAMINAモードも健在だ。国内版Z2やZL2はどうだかわからないが。


POBOXはPlusとなって、さらに使い勝手が増した印象。


ストレージは16GB。うち初回起動時には10.75GBが空きだった。SDカードも使えるし、特に問題はないだろう。

そして一番下のリモートシェア、これがものすごく強力なのだ。(Z Ultraにも存在を確認)
これはのちほど紹介しよう。


通信


さて、もはや必要ないかもしれないが、一応。各SIMで通信の確認をしてみた。

ドコモ Xi : タイプXi にねん



OCN モバイル One



おい、本家より速いぞ。最近調子良いんだろうなぁ~

b-mobile プランN


ここはもうお察しくださいのレベル。老舗だし一番人に勧めやすい知名度と経験度なんだけどねぇ・・・
まあ他のプロバイダ勢、大手勢とは違ってベンチャーだしなにかと目の敵にされていたらしいからドコモから冷遇されて
うまく回線増やせないんだろうから大変だとは思うが、もうちょっと実を伴って欲しいところ。


ベンチマーク

いつもの調子でベンチマークも各種測ってみた。あくまで参考程度に。

MikuMikuBench




Quadrant



VELLAMO



端末スペックはこうなっている。




アプリ

次はいよいよ各種アプリ、機能まわりだ。
ごまごまとしたプリインアプリはアルバムの写真にて確認していただきたい。
ここでは注目すべきモノに絞ってみた。

リモートシェア

設定のストレージの画面にあった機能。これはつまり、ファイルサーバ等に接続してファイルの閲覧・転送などの管理を
システムレベルでスマートにやってしまおうというものだ。

設定を進めると、Windows共有かSFTPかを選べる。一般的には家のPCや家にファイルサーバ的なものを置いていることが
多いだろうし、Windows共有が手っ取り早い。
設定画面はこうなっている。


問題なくつながると、通知領域に接続情報が表示され、プリインアプリのFile Commanderなどから
指定のフォルダに接続された(Unix系でいうディレクトリにマウント)、該当のファイルサーバを閲覧できるようになる。


Xperia Z2からみたファイルサーバと、WindowsPCからみたそのファイルサーバの確認だ。
同じフォルダ構成が見えているのがわかる。
そして、そのファイルサーバにXperia Z2上にあるファイルをコピーや移動することもできる。
つまり、外部ストレージとして確実に使えるのだ。

Z UltraやこのZ2(多分今度でるZL2も?)を使う人は必見だ。自宅にファイルサーバがある人、ない人は最近では
無線LANルーターにそういう機能が簡単に付けられるものがあるのでそれを活用すると良い。
ただ、そのサーバに接続する場所が限られることになるが、それでもスマートフォンからファイルサーバを
安定的に閲覧・管理できるようになるのは大変魅力的だろう。
自分たちで写真や資料など、ファイルを少しでも作って活用する人たちならばなおさらだ。

PCとWiFi接続


最近ではPCを持つ人が減っているというが、それでも何か作業を安定的にしたい人はPCを持つだろう。
その時にスマートフォンをPCにUSBで接続して・・・とするだろうが、Xperia Z2ならばUSBで接続しなくても、連携できる。

やり方は簡単だ。まずは最近のXperiaシリーズではおなじみのPCCompanionをインストールしておく。
そしてPCCompanionの画面の左上にある接続方法をクリックし、出てきたウィンドウから
WiFi接続を選ぶ。

あとはXperia Z2をPCにつなぎ、画面の指示にしたがってZ2の画面やPC上でわずかに操作すれば、つながる。

つながると、普通にUSBでつないだ感覚とまったく同じに、ファイルのやりとり、
音楽ファイルをMediaGOなどから転送できる。内蔵ストレージ、SDカードの使用量も確認できる。
切断するには通知領域を開いてタップすればOK。
再度接続する場合には、設定画面の「Xperia接続設定」の一番下、USB接続設定の画面から行える。
その画面には一度接続したことのあるPCの名称が表示されている。それをタップすればまたつながる。お手軽だ。

ただし内蔵ストレージやSDカード内の使用量が多かったりすると、WiFi接続時の認識に遅れが発生することも
まれにあるようだ。(他の人から聞いた話)



カメラ


2000万画素だったり、4K動画を録画できることが大きく取り上げられるこのXperia Z2。早速見ていこう。
まずはカメラの画面。


撮影モードは最近のXperiaで登場したこれらのモードが選べる。

中にさりげなく見える、4Kの文字とアイコンが。

カメラモード

カメラ時の設定はこうなっている。


というわけでまずは初期設定のまま、特に何も気にせずいつものミクさんたちを撮影してみた。

もしフルサイズで見られない場合はこちら。
DSC_0001.jpg


4K動画モード


4K動画モードの画面はこうなっている。


設定画面はこうだ。


普通の動画モード的な設定と大して変わらない。

さて、4K動画のサンプルだが、少々お待ちいただきたい。
一応身内の動画は録ったのだが、さすがにこれは公開できない。

ただその動画で確認したこと。
Z2上でもさることながら、23インチのPC、40インチのTV(Bravia)いずれで見てもとんでもなく美麗(綺麗の上を行く!)
スマフォのカメラ、あとはわりといいデジカメでもたまに発生するようなノイズ的なモノが、一切見当たらないのだ。
(個人の感覚によるかもしれないが)一時停止して見たら、まんま高画質な写真になる。
うちのTVでは、表示能力の限界に達したのか、再生前に警告が出るほどだ。フルに再生できるTVだったら
どこまでイケるのかすごく気になる。

あと、それの代償として、32秒ほどでファイルサイズ213MB!!
当ブログやGoogle+上でなんとかしてアルバムに載せてお見せしたいところだが、絶対制限がかかりそう。
その場合は分割するか圧縮ファイルにしてGoogle Driveにでも置いて一般公開します。
各自頑張ってDLして見てくださいとするかもしれない。

その辺りは後ほど案内します。
ちょっと工夫してでも見せたいと思うほど、4K動画、しいては4K動画が録画できるXperia Z2すげぇの一言に尽きる。

2014/05/18追加
4K動画サンプルです。







その他


なにげにカメラウィジェットもポイントが高いと思う。

ホーム画面中央にあるカメラのアイコンと各モードのアイコンの並ぶボックスがそれである。
設定画面は右のようになっている。
よく使いたいモードを選んで表示しておけるのだ。
このウィジェットならば、通常のカメラと、よく使うモードを素早く起動できるだろう。

プリインアプリ等はアルバム内の写真で見ていただきたいが、もしコレを確認して!ということがあったら
G+上でもいいので、チョロっとご連絡いただければ少しなら確認します。
もちろんご自身の手で店頭で実際に触ったほうがいいかもしれないが。


終わりに


以上、Xperia Z2を見て来た。今回のSonyの本気を半素人の目ながら垣間見た気がした。
カメラ周りに力を入れているというのはよくわかった。個人の撮影で4Kなんてやりすぎだよー!と思われるかもしれないが、
自分たちがみたまんまの映像が動画に収まるのだと思うと、子どもたちの光景を残したい、仲間内でのパーティーや
活動をきれいに録りたいという欲求が出てくるだろう。しかも、それらが確実に満たせるのだ。
(代償としてサイズがめちゃでかいというのはあるが)
そして4K動画を撮影、処理、保存するのにまったく困らないだけのスペックも見逃せない。
それは自動的に日常やるゲームや、その他の作業をマルチタスクで処理するのにも活かせるはず。

端末のデザインはZから始まった洗練されたかっこいいデザインが踏襲されてもう2世代ほど経つ。
見た目的にはZよりも、Z Ultraに近い。というかまんまと言ったほうがいいかもしれない。
サイズも大きくなって、もちづらいと感じるかもしれない。サイズだけは
昨今の巨大化の発想は気に入らないので、各メーカーは小型化か、サイズ据え置きで次の世代の端末を出して欲しいところ。
Zでも持ちづらい、扱いづらいかな?と思うことがあったのに、Z2はそれを超える。
Galaxy Roundとほぼ同じ大きさなのだ。(ただしあっちは少し湾曲しているし、画面サイズを変更するモードがあるのでまだ救いがある)
アクセサリーでよくある、背面に付けるリングなどは積極的に使いたいところ。

さて、国内でもすでに発表された、ドコモのXperia Z2、AUのXperia ZL2が、今回の国際版のモノに該当する。
これから買おうという方の参考になれば幸いである。

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