2013年9月16日月曜日

Nexus7(2013)を買った!

少々みんなから遅れたが、自分もやっと買いました。
それは・・・



Nexus7




である。いつのどういうNexus7だよと思われるかもしれない。
自分が買ったのは、LTE版のいわゆる2013年度版の新Nexus7だ。




今回もすべての写真はGoogle+のアルバムにあります。
Nexus7(2013)写真


経緯


元々新Nexus7は購入する予定だった。ところが少し前にClove TechからXperia Z UltraのLTE版が入荷したとの連絡があり、
Z Ultraを買いたくなった。先にHTC One miniとXperia SPを購入してしまったので、まさかNexus7とZ Ultraの両方を
買うわけにはいかない。となると国内でいつでも買えるNexus7は一旦諦めて、Z Ultraを買おうと思った。
ところがCloveでいつものカードを使おうと思ったら、なぜか弾かれてしまったのだ。
他のカードも試してみたがダメ。何か海外の店ということで弾かれているとしか思えない。
 結局Z Ultraは買えず、購入意欲が削がれてしまったので、もうひとつの候補だったNexus7を買うことにした。
アキバのヨドバシカメラでは売り切れていたが、Sofmapに行くと入荷していたので安心して39,800円で購入。
Padfone2のときといい、こういう微妙にニッチな製品の取り扱いの速さはさすがSofmapだなと思った。


ケースと本体


大体多くの人がすでに持っていると思うので、サクッと紹介していこう。
パッケージとセット内容はこの通り。



パッケージは旧版よりカラフルになった。セット内容は本体、USBケーブル、ACアダプタ、説明書類とこれだけ。
本体はいつもより軽く紹介。

正面。ぶれてしまったので下記の比較画像などで確認して欲しいが、フロントカメラは右側によった。

左側面は何もない。上部はイヤホンジャックがある。

右側面は都合上2枚になってしまったが続けてみてほしい。上から、電源ボタン、音量上下、マイク穴、下に大分下がって
SIMカードスロットがある。


下部はmicroUSB端子。背面は今回初実装のカメラがついた。そして、わかりづらいが端末の上部と下部にあたる部分には
スピーカーがついている。2箇所だ。それからNexusのxのあたりにはもうAndroidではおなじみのNFCがついている。



端末比較


端末比較もしていこう。
まずは新Nexus7(LTE版)、旧Nexus7(3G版)だ。


ほんの少しだけ縦が長くなり、横が縮んだ。他にはフロントカメラが右側により、背面カメラが付いた。
スピーカーは1箇所→2箇所になった。

次は付属品。

アダプタはやや小型化。電力のOutputは5.0V=2.0Aから5.2V=1.35Aになった。これがどういう意味なのかは
よくわからないので詳しい人に任せよう。

それから端末の各部位を幾つか比較してみた。
端末の角はふちの部分の湾曲と合わせて持ちやすいことは持ちやすいのだが、持ち続けるのがやや辛くなった感じがする。
液晶がPadfone2と同じくすごくなめらかで手触りがよくなったので、持ち続けると少しずつ滑ってくる。
ふとんに寝っ転がって手で持っていると滑ってくるのがわかる。カバーやケースがあれば問題無いだろう。

端末本体の薄さを見ていこう。
まずは新Nexus7、旧Nexus7。

次に新Nexus7、Galaxy Note 8.0。

3つを順に並べればわかりやすかったが、そこはかんべんして欲しい。薄さはGNote8.0>新>旧の順だ。
GNote8.0が一番薄いが新もなかなか頑張っている。

起動~設定


このあたりは見慣れてる人も多いと思うので省略する。くわしくはGoogle+のアルバムにて実際の画面をご覧あれ。

起動ロゴが出た後は初期セットアップ画面が出てくる。このあたりの仕組みはメーカー別といえど
大体同じなので安心だ。
起動後はホーム画面が出てくる。ホームは全部で5面。配置されているアプリやウィジェットは
旧Nexus7より若干少ない感じがした。

設定ではディスプレイに気になる設定が。

ワイヤレスディスプレイとな。これはChromecastやGoogle Glassがらみなのだろうか?

ストレージは32GBサイズを買ったのでこの程度。

復元を有効にしてしまったので慌ててこの画面を表示したので多分ほぼ初期状態が表示されていて大丈夫なはず。

バージョン番号はこの通り。


通信周り


通信はLTEが使えるということで買ったので安心しているが、果たして。
まずSIMカードは右側面にあるスロットをピンで挿して取り出す。

差し込むと自動で再起動する。

それからAPNの設定を覗くと。

おぉ!b-mobileが標準で揃ってる!そしてIIJmioも!しかしOCNは標準では登録されていない模様。残念。
ちなみにネットワークの設定のどこを見ても、GSM/W-CDMA/LTEが選べるはずのネットワークの種類がない。
おそらく自動に設定されていて設定項目自体は非表示になっているだけなのだろう。
そこは隠し画面やアプリを使えばなんとかなると判断してとりあえず気にしないでおく。

ドコモ本家Xi



きちんと速度は出た。

OCN


OCNは、というかMVNOは少々曲者だ。とくにOCNは、なぜかLTEのAPNがつながらないのだ。なので3GのAPNでつないでみた。


まあ3Gでこれだけなら問題無いだろう。

b-mobileスマートSIM


まずは通常時から。

次にturbo charge有効時。


b-mobileはスマートSIM用APNの設定が出てこなかったが、最近のb-mobileのAPNは共通しているので
既存のものを使えば問題ない。ユーザーIDの@の右側だけは変えておいた。
しかし、それだけではつながらなかった。それは・・・



APNの設定に、MVNOの種類なるものがあるのだ。
これをSPNにすると、その下にあるMVNO値の項目に自動的にNTT DOCOMOなどとキャリア名が表示される。
ここまで設定して初めてMVNOのSIMはつながるようになるのだ。

OCNもb-mobileもどちらも同じようにMVNOの種類をSPNに変え、MVNO値にNTT DOCOMOが表示されてから保存する。
そうすると画面右上の電波マークに4GやHなどが表示され、つながったことが確認できる。
ちなみにドコモ本家ではこの設定をせずとも問題なくつながった。

惜しむらくはOCNのLTEのAPNが繋がらない点。APNのアドレスもユーザーID等も間違っていないのに・・・
3GのAPNだとつながったので、OCNのSIMを使おうとしている方はご注意を。
ただ、速度的にはOCNの3G=b-mobileスマートSIMのTurbo Chargeなので、お好みで好きなMVNOをどうぞ。

アプリ周り


今回初実装された背面カメラを試したのでその紹介のみとしておこう。
カメラアプリと映り具合はこんな感じ。

フォーカスしたい部分をタッチすると変わった形の円マークが動く。そしてシャッターボタンをタッチする。
若干反応が反応遅れる場合があり、何度かタッチしてやっとシャッターが下りた。
これはたまたま端末の状態が悪かっただけかもしれない。その後はシャッターボタンは問題なくすぐ下りた。
撮った写真はこのような感じ。

Google+のアルバム内で見れば写真の詳細情報が見られるのでそちらでご確認を。

その他挙動


ちょっと気になったのでここで。
新を画面ロックがかかった操作していない状態(画面が完全に暗転した)で、端末の右下の角を包み込むように
液晶の右下に指が何本かあたるようにして端末を持ち上げると、勝手に画面が点灯して、ロック画面が現れることがある。
ただ毎回発生するというわけではなく、時々起きる。
持ち上げて液晶を目にするだけで画面が点灯するなんて便利な機能だな~と思うのだが、これが本来の仕様なのか
わからない。
同じように発生した方の報告に期待したい。


終わりに


 以上、若干紹介手順を省きつつ新Nexus7を見てきた。さすがにLTE版は人気だったのか、ヨドバシカメラでは
売り切れていた。Sofmapは再入荷が素早いのか普通に売っていたので安心して購入できた。
やはりSIMが挿せると通信周りの安心度が違う。旧の3G版を持ってる人は多少高くなったとしても
新のLTE版は買いだと思う。
 カメラもついてメモ代わり・旅のお供に持ち歩こうと考える人が買いやすくなったようにも思える。
端末は少し縦長になって最初は違和感を覚えるが、片手で掴んで持ちやすくなったので女性でも
安心して使えるだろう。タブレットなので通常使いのカメラとして使う人はいないとは思うが、時々使うには
縦長になった分、周りから見られてもそれほど恥ずかしくないのではと思う。

 スペックは申し分ない。自分が試した中ではGalaxy Note 8.0より少し劣る(VELLAMO判定)が、
そこは低価格でありながら無理の無いの高スペックである立場を考えると新Nexus7はむしろGalaxy Note 8.0より
総合的・印象的には上だと感じられるだろう。
 それから個人的な感想だが、液晶の手触りがものすごくなめらかで触り心地がよく、ずっと撫でていたいとさえ
思える、そんなものが搭載されている。Padfone/Padfone2の時もそうだったので、これはおそらくASUSの採用する
液晶の特徴なのではと思う。この手触りを体感すると、無粋な画面保護シートは貼りたくない。しかし画面が傷ついては
元も子もないので同じような手触りを再現しているシートを見つけて貼りたい。
 そしてバッテリー周りはこれから検証しよう。形状が変化したことにより、バッテリーは減ってしまったので
そこは今まで以上に工夫するべきだろう。

 Google謹製のNexusシリーズなので、キャリアやメーカーの余計なカスタマイズのない素のAndroidを使えるという点では、
iPhone/iPadに求められているシンプルさとそれから来る使いやすさに引けをとらないだろう。
自分の思い描く使い方を確実にできるという、本来スマートフォンやタブレットに求められていたポイントを、
この新Nexus7で再発見できるのではと思う。

 ドコモやソフトバンクはこれを素のままSIMカードとセットで売ってくれればAndroidが正しく認識されやすくなり、
かつ今以上に売れるようになるのではないかと思う。(いわゆるキャリアのハクが付く状態)
現状が残念でしかたない。今からでも遅くはないので、ドコモさん、ソフトバンクさん、キャリアで公式に
取り扱ってみませんか?

9 件のコメント:

  1. 机に放置した静止状態でもときどき画面が点灯します。Nexus7-2013LTE
    似た症状が出ている人がいないか検索したらこのブログが出てきました。
    不具合かもしれません。

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    1. 同じ現象起きてますか。
      任意で行えるなら便利かなとおもったのですが、
      不具合の可能性あるとしたら残念ですね・・・

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  2. 質問なんですが、iijminoだとつながるのですが
    本家Xiだと全然つながらないのですが、何か設定があるのでしょうか?
    よろしければアドバイスいただけると助かります。

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    1. 本家Xiだと、moperaに契約してmopera のAPNを設定する必要があります。
      (SPモードはダメです)
      その上で、本文で紹介しましたAPNのMVNO設定を確認しておくと良いかと思います。

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    2. 返信ありがとうございます。
      mopera のAPN設定はどこかに説明がありますでしょうか?

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    3. moperaのサイトに載っていたと思います。詳しくはそちらをご覧いただいたほうが良いかと思います。

      もしかすると本家XiのSIMを挿した時にAPNの設定画面に
      自動的にmoperaのAPN設定が出てきたかもしれません。(うろ覚えですみません)
      その場合は契約さえ済ませてしまえばそれを選択するだけでいいはずです。

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    4. もう一つドコモの白ロムのスマホがあるんですが、こちらは自動でつながるんですよね~
      やっぱりネクサスはだめです・・・

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    5. ドコモの白ロムの場合はSPモードが標準で使えるのでXiのSIMはAPNの設定も
      特に気にせずそのまま使えます。
      たとえばSIMフリーのスマフォ・タブレットで本家XiのSIMを使いたい場合には、
      やはりmoperaが必要です。(理由はどの機種でも利用可能なAPNが公開されていることと、
      一方でSPモードはドコモの端末でしか使えないようになっているため)
      moperaの契約に抵抗があるのであれば、面倒でなければMVNOという手もあるかと。
      (料金も本家ドコモより安いプランがたくさんあります)
      ご参考にしてみてください。

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    6. いろいろとありがとうございました。
      今日ipad air買ってきました^^
      やっぱり値段が高いですが、さくさくで気持ちがいいです。
      ネクサス7もいい端末なので両方活用したいと思います。

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