2014年2月10日月曜日

Galaxy Roundその後&便利機能続き

Galaxy Roundの続き。

前回・前々回と2回に分けて曲がってる端末、Galaxy Roundを紹介してきた。

曲がっていて持ちやすいとはいえ、5インチをはるかに超える大きさなのでどうしても
扱いづらさは残ってしまう。


そんな時に非常に便利に扱えるのが・・・




片手操作機能




である。



今回もすべての写真はGoogle+にあります。
一つの機能の紹介にしては少し枚数が多くなってしまったのでアルバムにまとめました。
Galaxy Round写真2


概要

片手操作とは何か?

Galaxyシリーズではすでにお馴染みの機能の一つである。(Noteシリーズが主か?)
近年のスマートフォンの大画面化につき、ユーザーが片手操作しづらくなってきているのを想定してか、
導入されている機能である。片手で操作しやすいように、一部のアプリやキーボードを端に寄せる機能だ。
Google日本語入力やATOKなどで見かけるアレも、片手で操作しやすいようにとの配慮されたものだ。

もちろんこのGalaxy Roundでも備わっている。設定→コントロールタブで確認することができる。


さらに開くとこんな感じだ。

片手操作とはいえ、いろいろ設定できるようだ。
キーボードや電話などのキーパッドではなんとなく想像がつくと思われるが、今回注目して欲しいのは一番上。
全ての画面で使用という項目があるのがお分かりいただけるだろう。
これは大画面化が進む最近のスマートフォンでは非常に画期的で、よく出来た機能だと思う。
他の片手操作・それに別メーカーの端末の類似する機能とは一線を画すると言っても過言ではないだろう。
それを次で紹介したい。

なお、読むのが面倒!という方はこちらの動画をご覧頂きたい。
それでこれから紹介する機能の素晴らしさを少しでも感じて欲しい。






片手操作:全ての画面で使用 を試す


まずは設定画面で設定する。さきほどの画面でチェックを入れる。するとチュートリアルのウィンドウが表示される。

チェックをすると、すぐに片手操作できる状態になるわけではないのだ。
読むと、右端か左端から画面中央に向かってスワイプし、その後素早く元の同じ方向にスワイプするのだという。

やってみよう。まずは操作前の画面。

この状態で画面の右端からスワイプし、中央部分でUターンしてスワイプを終えると、こうなる。


スマートフォンの中に小さなスマートフォン(風のフレーム)が出てくるのだ!
そして先程まで全画面で表示されていたホーム画面は、なんと、フレーム内に小さく収まった。
ちゃんとAndroid特有のボタンもある。なんとVolUp, VolDownもある。
この状態を自分は片手モードと呼ぶことにした。


大きさを変える


これだけとおもいきや、そんなことはない。
フレームの上にボタンが2つあるのがわかるだろう。
そのうちのこのボタンを押す。

すると、フレームの表示が変わり、大きさを変えることが出来る状態になるのだ。

この状態で変えられる大きさの最大と最小は次の通り。

最大 中間 最小

大きさをわかりやすく表すと、このようになる。
最大時は、Nexus5とほぼ同等になる。


最小時は、iPhone3GSとほぼ同等になる。


どちらも、あくまで操作する画面の大きさがということを注意しておきたい。
端末の大きさはGalaxy Roundのそのものなので、Nexus5やiPhone3GS、中間だとXperia Pのような4インチ台のような
持ちやすさを完全に再現できるわけではないが、かなり操作のしやすさは変わる。

Galaxy Round本来の画面と、フレームの間には余白ができるため、がっちり手に持つことで
手の付け根がふれてしまっても、そこは何も反応しない。
この状態になると、タッチが有効なのはあくまでもフレーム内の仮想の画面の範囲内なのだ。ここがミソだろう。

ちなみに元に戻すには次のボタンを押すか、切り替えた時と同じ操作をすればよい。



配置場所を変える


大きさを変えるだけではない。うすうすお分かりだと思うが、フレームの配置場所を変えることができる。
まずはさきほどと同様のボタンを押して、大きさが変更できる状態にする。
この状態ではなんと、ドラッグすることでフレームの場所を変えることができるのだ。


これにより手にガッチリ持ってもよし、裏にリングのアクセサリをつけて持ちやすくして、
自分の操作しやすい位置に配置してスマートに持つもよしと、自分の使いやすいように振る舞うことができるのだ。


注意点


いくつか注意点がある。
  • いくつかのモーションは使用不可になる(例:ダイレクトコール(端末を顔に近づけてすぐに電話をかける操作))
  • 電源ボタンを押してロックすると、片手操作のフレームは自動的に解除される
  • 戻るボタンとVolUp, VolDownボタンが隣り合っているので若干操作ミスが起こりうる

これらにさえ気をつければ、片手モードはわりと万人にオススメな機能と言えるだろう。


終わりに

5.7インチでありながら、時にはiPhone3GS並、またあるときはNexus5並と、利用シーンや用途によって
仮想的でありながらも自由自在に画面の大きさを切り替えることができるこの片手操作の片手モードは
非常に素晴らしい機能だと思う。

これの良い所は、端末の操作エリア自体も変わるということ。物理ボタンも仮想的に表示されるし、
タッチで反応するのも片手モードのフレーム内だけになるのでガッチリ持ってもうっかり手の付け根が触れていて
誤操作してしまう・・・ということが少なくなるだろう。それ以前にガッチリ持ってしまうと
さすがに操作しづらいのは仕方ない。Galaxy Round本来の端末の大きさまでは変わり様がない。

この片手モードにしてくれる「全ての画面で使用」オプションだが、おそらく同スペック・同バージョンの
Galaxy Note3にも搭載されている可能性がある。片手操作の設定自体はGalaxyシリーズには必ずあると言ってもよいので、
このオプションがもし国内版のGalaxy Note3にも備わっていたら、ぜひ試して欲しい。

端末の本来の大きさまではごまかせないが、それ以外ならiPhone3GS~Nexus5(XperiaZも)をも再現できる
この機能が見受けられて、試して何かピンと来たら、もう買いだろう。
さすがにGalaxy Roundは購入経路が殆ど無いのでオススメはできないので、Galaxy Note3でこの機能の便利さを味わって欲しい。
・・・もしかすると、国際版Note3ではあって、国内版Note3ではキャリアの都合上削られてる可能性もある。
この便利さをなんとか味わって欲しいところだが、さて・・・。

国内版Galaxy Note3にもちゃんと搭載されている模様。(Note3ユーザーより報告いただきました)
この便利さ、味わっていただきたい。

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