2014年10月22日水曜日

BIC SIM(みおふぉん)にMNPしました

今回は端末を買ったわけではありません。
今回は・・・




みおふぉんにMNP



しました。
最近一番人気なんじゃないかと思われるあのMVNOです。



経緯


自分はメインの回線と、サブの回線の2回線をもともと持っており、どちらもドコモだった。
メインのほうはXiパケホーダイライトで7200円ほど、サブのほうはXiデータ定額+Xiプラス割で3200円ほどで
計1万以上かかっていた。
本ブログを御覧頂いている方々ならもうお分かりと思うが、自分は結構前からSIMフリー愛好家であり、
身体(端末)は自由になっていたが、魂(携帯電話回線)は大手キャリアに縛られていた状態だった。
周囲がみおふぉんにMNPしたという話を聞き、自分もいずれは移りたいと思っていた。
Google+のフォロワーさんでもかなり増えてきたので、思い立ったが吉日ということで10/22本日MNPしてきた。
ちなみに自分の誕生日でした。


2回線持つがゆえのMNP制限


自分は2回線持っており、メインの回線にサブの回線の支払いを統合してた。
そのため、ウェブサイトのMyDocomoからはMNP予約番号を取得できなかった。
その時はなぜだかわからなかったが、もしかしてと思い、本日10/22にまずはサブの回線を解約しにドコモショップへ赴いた。

ショップのお姉さんに前日にMyDocomoでエラーが起きたことを言うと、
上記で書いたように、契約の形態上できないとのことだった。
つまり、自分のように複数回線を代表回線に支払い統合していた場合、メインの回線をMNPするには
まずはサブの回線を全て解約しなければいけないのだ。

落ち着いて考えれば当たり前のことなのだが、意外と気づかない方もいるかもしれないので、
もし同じような契約形態の方がいらっしゃったら、ご注意を。

サブの回線を解約し、同時にメインの回線のMNP予約番号を発行してもらった。
これで解決。


BIC SIM(みおふぉん)に変えるためにビックカメラへ


みおふぉんは基本的にはネット上で申し込み、後でSIMカードが届く。設定はそれからという流れだ。
データ回線だったらそれで問題ないのだが、MNPということは、音声通話が問題となる。
ネットで申し込む場合、SIMカードが発送~自分が受け取るまでのタイムラグがどうしても発生する。

そこでみおふぉん、パッケージ名はBIC SIMということになるのだが、そのBIC SIMであれば
特定のビックカメラでその場で申し込み、その場でSIMを受け取ることができるのだ。

滅多に電話をかけない・とらないとはいえ、やはりタイムラグは痛い。というわけで
有楽町のビックカメラに出向いてそこでMNPを申し込むことにした。


店舗の様子


BIC SIMはネットのみでしか申し込めない素のみおふぉんと違い、SIMカウンターでもって
店員さんと対話しながら申し込めるのが大きなポイントだ。
ネットだけだとどうしても不安という方がその存在を知り、安心感をもとめて集まるのだろう。
連日かなり人が集まるらしく、待つことが予想される。
Google+のフォロワーさんもビックカメラで申し込みに行った時、ある程度待たされたとのことで
自分もちょっと待つことが気になっていた。

SIMカウンターは有楽町駅よりの入り口から入り、ドコモのコーナーを抜けた先にある。
看板が下がっているのでひと目でわかるのだが、
実際のSIMカウンターは別のコーナーとコーナーの隙間にあり、実際はぱっと見わかりづらい。気づきづらい。
別のコーナーとの隙間を通ってSIMカウンターに入る。
人は・・・全然いない。ていうか自分しかいなかった。

申し込み開始


今日の天候や15時頃という時間帯のおかげもあったのだろう。自分しかいなかったので
店員さんに即受け付けてもらえた。非常にラッキーである。

まずは新規かMNPかを聞かれる。そしてMNP予約番号を持っているかどうか。
受付用紙にMNP予約番号と対象の携帯電話番号等を記入して渡す。
もちろん身分証明証なども必要だ。

受付用紙を確認してもらったら、注意事項の承諾のチェックを別の用紙でする。
書類といえばそれくらいであった。

申込内容


ちなみに自分が申し込んだのはファミリーシェアプラン。
SIMは今メインで使ってるXperia Z2をそのまま使うのでmicroSIMで。
2枚目・3枚目をどうするか聞かれたので、とりあえず1枚だけとしようとしたが、
どうやら今この場で申し込む際にSIMカードを発行するとただで、あとから発行すると発行の事務手数料がかかるとのこと。
じゃあせっかくということで2枚目も発行してもらうことにした。

2枚目はnanoSIMでデータ通信(+SMS)。個人的にはこのIC部分の大きさが変わるこのSIMは糞認定したいし、
こんなSIM持ちたくもなかったが、Nexus6/9や、Xperia Z3(とそれ以降?)はどうやらnanoSIMとのこと。
そんなところまでiPhoneに合わせなくていいのに・・・という思いはあれど、現実問題
持たないと試せないので今回初めてnanoSIMを持つことにした。


申し込みメイン


店員さんがBIC SIMのパッケージを出してきた。
そのあとは店員さんが持っていたiPadで、自分で入力して申し込みを行う。
ここ、ポイントであろう。個人情報だし、SIMカウンター担当とはいえ、
大手キャリアの業務を学んだ店員さんではないのだろう。入力を代行するとかそこまで責任持てないのかもしれない。
とはいえ、これはこれで非常に楽である。

申し込みの入力はIIJmioのサイトからおこなう。あらかじめ店員さんがそのページを開いてくれるのだ。
BIC SIMのエントリーコードを入力する。
入力欄はわかりやすいし、店員さんが「こちらに」と教えてくれるのでそういう入力に不慣れな人でも問題ないだろう。
そのあとは画面に従い、氏名などを入力したり、申し込むプランを選択していく。
受付用紙を書く際に聞かれた、申し込むプランをそのまま選択すればよい。
選択箇所もちゃんと「こちらですよ」と指して教えてくれる。

プランのあとは、クレジットカードやIIJmioの会員登録のためのパスワードを決めて入力する。
注意
ここでパスワードで注意。入力は結構長くできるので、自分は特に制限を気にせずパスワードを決めて入力していたのだが、
帰ったあと、ウェブサイトのIIJmioの会員サイトに入ろうとしたら、パスワードの文字制限がかなり厳しかった。
ログイン画面では8文字である。
自分はそれ以上の長いパスワードを入力して問題なく申し込めていたので申込時はまったく気にしてなかったのだが、
あとでパスワードの文字制限があったことを知った。
なので、申込時にそれに気付かずに長いパスワードを設定してしまうと、
実際には8文字目までが本当のパスワードとなることに注意が必要。

メールも入力する。このメールアドレスはすぐさまIIJmioから確認コード付きのメールが届くので
その場で受け取れるメールを書くべきである。Android使ってる人ならばGMailで問題ない。


ちなみに店員さんはその時は2人。自分のあとにBIC SIMを申し込みに来た人が3人ほど来た。
さばくのが微妙に大変らしく、自分の入力途中で最初に対応してくれた店員さんはいなくなってしまった。
そのまま画面で申し込み終了を押して進めるのもなんだったので、隣で申し込んでいた人が終わったのをみはからって
そちらで対応していた店員さんを呼んで画面を確認してもらった。

確認画面まで進めて、ようやく入力作業は終わる。(その間に何通かIIJmioからメールは届いてる)
店員さんから、30分ほどお待ちくださいと言われ、受け取り用の控え用紙を受け取る。
時間は店員さんによっては、細かく何時何分頃またSIMカウンターまで来てくださいと指示してくれる。
それから、入力にしようしたiPadは入力履歴をその場でリセットしてくれる。
リセットボタンは申込者自身で押させてくれるので、個人情報等しっかり考えてくれているのだなと評価できるだろうし、
安心だ。

というわけで14:45頃申し込み始め、15:07頃に完了。受け取りは15:35頃と言われたので
ビックカメラ店内を適当にぶらつく。


SIMカード受取


時間になったのでSIMカウンターまで戻る。その時別の客は1人。別のカウンターに案内してもらい、
SIMカードとそのセットを受取った。
ここで終わりというわけではなく、そのセット一式を持って店員さんがレジまで案内してくれる。
そこでSIMのパッケージ代と事務手数料を支払うのだ。値段は3229円。
事務手数料などだし、申し込みによってそんなに大きく変わるとも思えないのでほぼこの値段と思ってよいのでは。

ちなみにSIMを挿してくれたり、APNを設定してくれたりということはない。
それはそういうサポートを申しこめばやってくれるのだろうが、自分はそんな作業これまで何度もやってきたので
そんなサポート不要だ。

ただ店内でSIMカードを出して挿すのも気が引けたので、家に帰るまでは予備に用意しておいた
OCNのSIMを指してネットを確保しておいた。

帰宅後作業


秋葉原でnanoSIM用のアダプターを買ってから帰宅。
パッケージを出してSIMを取り出してXperia Z2に挿す。



APNやユーザー・パスワードはパッケージに記載されている。
b-mobileなどと同じで、そこは全共通なのだから非常に楽だ。

通信は問題なし。


LTEを掴んでない状態だったのでこの程度だが、LTE掴んだらこんな感じだった。



・・・まあ、MVNOということでこの程度出れば合格点だろう。○本通信みたいに普段から
速度の質が下がって使いづらい、ということもないだろうと思われる。

ちなみにnanoSIMもアダプターをかましてXperia Zに刺したところ、問題なく通信できた。
ところがNexus 7(2013)にさしたら、まったく通信を掴んでくれなかった。
nanoSIMはもうちょっと検証する必要があるかもしれない。

おわりに


以上、ひと通りの流れを紹介してきた。これからBIC SIMにMNPしたい!という方は参考にしていただきたい。
店員さんもいることだし、大手キャリア以外に行くの不安という人もそれほど苦なく移行できるのではと思う。

ネットがメインで、電話はあまりかけないという方に最適ということである。
電話機能はその分低い。無料通話がなかったり、留守番電話サービスがなかったりする。
なので電話を少しでもするという人は、厳しいかもしれない。

自分の場合、知り合いとの電話は開き直って、ハングアウトの音声通話に頼ることにした。
LINEは周りが使っていようが、心情的には絶対使いたくない・家族親戚にも使わせない。
ハングアウトは家族も使っているので、申し込む前にハングアウトの音声通話を家族で確認しあって
問題ないことを証明できている。

まあ、人によってはLINEでもいいだろうし、最近機能アップして使いやすくなってきたとされる
Skypeでもいいだろう。
人それぞれ、無料通話がないことへの対処をうまくしてほしい。

さて、これで自分は毎月1万円以上から、毎月3300円程度へ大幅に支払いが少なくなる。
大手キャリアは、ユーザーに大してちゃんとした対応や考えたサービスをせずにわかりやすい談合してあのていたらくなのだ。
アホみたいに高い支払いしたくない、という方は、みおふぉんのようなMVNOを検討してはいかがだろうか。

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