2014年11月19日水曜日

Nexus5にLolipopが来た!

今回は端末を買ったわけではない。
Nexus5に、Android最新OSが舞い降りてきたのだ。
その名も・・・



Lolipop




である。



すべての写真はいつもどおりGoogle+フォトにあります。
Nexus5 Lolipop写真

アップデートが来た


仕事から帰ってきて、何気なくNexus5を見たら、アップデートの案内が来ていた。

待ってました!とばかりに早速アップデート開始。

しばらく待つ・・・


ロック画面、そしてホーム画面


ロック画面はこちら。

何か通知があった場合は真ん中に出る模様。

ホーム画面は、自分はNova launcherを使っているため参考にはならないと思うので、共通部分だけ。

ボタンのあるナビゲーションバーでは、ボタンのアイコンがさらに簡略化。
しかしながら従来の意味や役割がなんとなく察することができる形として表示されるようになっている。

通知領域。

軽く下に向けてスワイプすると通知領域が出てくるのは今までどおり。
通知領域の背景は今の画面に薄暗い効果がかかった状態になる。ようは半透明。
存在する通知は、白色の背景で表示される。つまりは、通知があるもののみ、しっかり表示するということなのだろう。
ただ・・・あまりわかりやすいとは思えない。一般的な人にとっては、今使っていたアプリと通知領域の
区別がつきにくくなって、混乱してしまうおそれがあると想像する。

クイック設定は通知領域を出したら、さらに下にスワイプすると出てくる。その分通知領域は下に隠れる感じだ。
この操作と画面効果は、わかりやすくていいかもしれない。特に一般の人に説明するときは、
とにかく下に向けてなでてください、とだけ言えば通知領域&クイック設定に関するほとんどの説明が終えられるのだし。


設定画面


設定画面。

真っ白な中にも設定の分類の区切りは薄いグレーで表示され、わかりやすい。

音声と通知。

音量のスライダーはこの画面で表示されるようになったようだ。
今まではさらに音量の画面に入らないといけなかったが、これはよい改良。

バージョン番号


言わずもがな。

堂々たる5.0である。

そしてイースターエッグもおなじみ。今回はLolipopなので、そのものズバリである。
ちなみにタッチすると色が変わる。

共有

最近になってiOSでもパクった完全に導入されたこの共有機能、Lolipopでは表示の仕方が変わった。

画面の中央ではなく、下から一覧形式で出るようになった。
最近の端末は大画面化しているので、下から表示というのは、かなりポイントが高いと思う。
そしてスワイプすれば選択可能なアプリが出てくる。

バッテリーセーバー

Android標準でバッテリーセーバーがついたようだ。(前から?)

有効にすると、通知領域とナビゲーションバーの色が変わる。

ユーザー補助

今までは使われていたんだかいなかったんだかよくわからないユーザー補助だが、Lolipopになった項目が増えた。

スクロールできるあたり、明らかに増えている。
その中でも面白そうなもの。

スイッチアクセスなるものが。

よくわからないので、分かる人のブログの説明にお任せしたい。

色反転というものも出てきた。

これを有効にすると文字通り反転する。
すべての画面において反転するので、これは意味があるのかよくわからない・・・

色補正というものある。これを有効にすると、補正モードごとに色の状態が変わる。

ホーム画面の例だとこうなったりする。
この機能はおそらく色覚異常の方が使われる場合に、これで画面を調整してもらうのだろう。
障害を持つ方にも使いやすくなってきているようだ。


その他


起動しているアプリによっては通知領域の色が変わるようになったようだ。


それからアプリ履歴ボタン。

なんだか、Win7の頃の スタートメニューボタン + Tabキーで表示した アレ に似てる。
アニメーション豊かに、視覚的にめくってアプリを切り替える感覚を表しているのだろう。

ぶっちゃけ、前のほうがぱっと見でわかりやすくてよかった。一般的な人も、
変にクールぶってアニメーションにこだわられるより、実利優先でひと目でわかりやすいほうがいいだろう。
(私は今現在、仕事でGoogleAppsの教育のプロジェクトでサポート担当してるので、このあたりの
Googleの思いとユーザー側から見た思いの交錯具合がなんとなく理解できるので・・・)


終わりに


今日Android 5.0(Lolipop)にアップデートしてすぐさま試せることだけ試しただけなので、いじっていくうちに
ほかにも何か気づくと思う。

使い勝手は、パッと触っただけでもあきらかに向上している。
軽さはとっくの昔にAndroidでも対応されてきたので、いまさらiPhoneとくらべてどうのこうのいう時代をすでに過ぎてると思う。
あっちがヌルっとサクッとなら、Lolipopでは、ユーザーの操作感のために意味のある遅延を含んで、スルッとサクッと、
という印象を受けた。
ただ、通知領域の背景表示や、アプリ履歴の画面はあまり(ITやモバイル機器に強くない)一般の人にはわかりやすい、優しいものとは
思えない気がした。あくまで個人的にそんな気がしただけである。

アプリ類は、AndroidではiOSと違って基本的にはGoogle製アプリはOSとは別にバラバラでアップデートできるので、
マテリアルデザイン対応のGmail、カレンダー、Drive、Keepなどのアプリは多くの方がすでに触っているはずなので
触れる必要もないだろう。

これからどんどん、他の方のブログやニュース記事でもLolipopの紹介がされるだろうし、一般的な人が触れるようになる前に、
ある程度の情報が出揃って、整っていくことを期待したい。

Lolipop、大型のアップデートにしては、思ったより安心して受け入れられる、良いアップデートだと思う。

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