以前の記事で紹介した、週アスのページで実はそこまで触れられていたので
それほど難しくなく、むしろスムーズに行えた。
しかし手順は本当に簡単にしか触れられていなかったので、私の方で
おさらいがてら補完してまとめてみた。あくまで自分の覚書ということで。
前提
- Moto gを手に入れている
- Motorola製USBドライバを手に入れている
- fastboot.exeを手に入れている
Moto gを手に入れているのは当然だ。ヤる前に4.4.2のアップデートが来ていたのでやっておいた。
これはやってもやらなくてもどちらでもよいかもしれない。
USBドライバはMotorolaの公式サイトからダウンロードできるのでサクッと手に入れておこう。
古いドライバを持ってる人はうっかり勘違いをしてしまわないよう、念のため最新かどうか確認を。
fastbootはいろんなサイトで手に入るので省略。
というのもなんなので、root化ツールの中に入っていた以下の場所のツールを使ってる。
Root your Moto G - option 1: Superboot
「Download」の文字の下にある「DOWNLOAD」リンクがそれだ。
このツールはあとの手順でも紹介するけれど、今回のキモである。
手順
ブートローダーをアンロックする
1, Motorola公式サイトに登録する
週アスのサイトでも触れられているが、ブートローダーのアンロックが公式で行える。そのためにはMotorolaのサイトにアカウント登録をする必要がある。
Googleアカウントでもよいので、Google+を有効にしている人はこちらで登録したほうが早いし、安心。
入るとこの画面に切り替わる。
このページは単なる紹介だけ。特にすることはない。
2, 該当する端末のアンロックのページまで行く
先の画面でまずはFind out hereのリンクで次のページ行く。するとこのようなページに切り替わる。自分のMoto gは赤線を引いてあるRegionなので、この行のUnlockのリンクへ進んだ。
Regionを確認するには、Moto gのSettings→About phoneで確認しよう。
リンク先はこうなっている。
注意書きがあるので、その下に行ってNextボタンをクリックしよう。
するとアンロックの手順のページに辿り着く。
あとは手順通りに進めていけばよい。
3, Moto gをfastbootモードで接続する
一度はMoto gを普通の状態で接続してドライバ認識させておこう。
開発者モードでUSBデバッグの状態でも認識させておくことを忘れずに。
一旦Moto gの電源を落としてUSBでPCにつないだら、Vol Downと電源ボタンを同時押しして電源を入れよう。
ブルッと震えて少し経つまでおしっぱなしにしておくと間違いが少なくなる。
しばらくするとfastbootの画面に切り替わる。
4, PCでコマンドプロンプトを開き、fastboot.exeで確認する
ダウンロードしておいたfastboot.exe(名前は入手先によって異なるが中身は一緒)のフォルダでコマンドプロンプトを開こう。まずは次のコマンドでMoto gが認識されているか確認。
fastboot devices
5, アンロックのためのコードを表示する
無事に認識されていたら、次はこのコマンドを入力する。fastboot oem get_unlock_dataするとこのようになるはず。
6, 手順のページにコードを貼り付ける
上の手順で表示された5行のコードを全部つなげて、手順のページのなかほどにある(6,~の手順)の下のテキストボックスにはりつけよう。
(bootloader)やINFOという文字列はいらないので無視していい。
貼り付けたら、Can my devices be unlocked?ボタンをクリックしてコードが正しいかどうかチェックしよう。
6, アンロックキーをリクエストする
同ページの下にある注意書きを確認し、YESにチェックを入れたら、Request Unlock Keyボタンをクリックしよう。これでキーがのちほどアカウントで登録したメールに届く。
ページはこれに切り替わるはず。
7, メールを確認する
GoogleアカウントでMotorolaに登録したならば、アンロックキーはGMailに届く。少々タイムラグがあるかもしれないのでしばらく待とう。するとこのようなメールが届くはず。
なお、人それぞれ端末ぞれぞれで当然ながらキーは異なるようなので、ちゃんと自分の情報でリクエストしておこう。
アンロックキーを見つけたら、それをコピーしておく。
8, アンロックキーを入力する
コマンドプロンプトに戻り、次はこのコマンドを入力する。fastboot oem unlock XXXXXXXX※XXXXXXXはメールに記載されているキー
入力したらいざEnter!
自分の例だと「FAILED」となっているが、実際はアンロックは成功している。もし同じ現象になっても
慌てなくてよい。
9, 端末を再起動する
もしかしたら勝手に再起動するかもしれない。ならなかったら次のコマンドで再起動しておこう。fastboot rebootすると、起動時にこのようなスプラッシュスクリーンが表示されるようになる。
一方でサイトのほうはこのようなページに移動できるはず。
STEP4、つまりFINISH、完了である。
なお、アンロックした時に初期化されてしまうので、必要なデータはバックアップをしよう。
ここまでがブートローダーアンロックの手順である。
ここからはroot化の手順を紹介する。
やり方や使用ツールはほかにもあるみたいなので、ここではあくまで私の行った例として参考程度に
見てもらえればと思う。
root化する
参照サイト
- xda-developersのMoto gのフォーラム
- xda-developersのMoto gに関するフォーラム。
- Motorola Moto G - MoDaCo
- ここが今回のメイン。PINNDEDがついてるスレッドが今回参照したところなので見つけやすい。
- Motorola Firmwares
- オジリナルのファームウェアが保管されている。自分は4.4.2にあげてしまったのでまだないようだが、4.3のBlur_Version.14.71.8.falcon_umts.Retail.en.GBをダウンロードして保存しておいた。
- [GUIDE] Moto G - Restore stock firmware
- 上のファームウェアのサイトのURLが記載されていたスレッド。リストア周りの手順が記載されている。
- Moto G Android Development
- 開発中のROMがたくさん。root化したあとに物色して楽しもう!
- [DEV][RECOVERY] CWM 6.0.4.6 for Moto G
- Moto g用のCWM(カスタムリカバリ)
- [DEV][RECOVERY] TWRP 2.6.3.1 for Moto G
- Moto g用のTWRP(カスタムリカバリ)
1, Superbootを手に入れる
Motorola Moto G - MoDaCoのフォーラムのページにあるRoot your Moto G - option 1: Superbootのリンクから入る。2, Superbootをダウンロードする
Download下にあるSuperboot r2 - DOWNLOADのリンクからツールをダウンロードしよう。手に入れたら適当な場所で解凍する。
3, Moto gをPCにつないでfastbootモードで起動する
上の手順を参考にしてfastbootモードで起動しよう。4, superboot-windows.batを起動する
バッチファイルを起動しよう。これだけですぐにroot化は完了だ。OKAYと表示されていたらroot化成功。
あとはMoto gを普通に起動し、アレが入っているかどうかを確認しよう。
この後、手っ取り早い確認としては、Morelocale2を入れて、日本語化をしてみるとよい。
通常時はadbでつないであれこれしないといけなかったあの手順も、Moto gの端末だけですぐに
日本語化設定できるはず。つなり、root化できている確認になる。
このあとは・・・
2~3年前の端末のroot化手順や調査がなんだったのかと思うほど、Moto gはあっさりとここまでたどりつける。公式にブートローダーのアンロック対応しているおかげだろう。
あとは、お好きなROMを焼いて各々の望むままのMoto gのカスタマイズを心ゆくまで楽しもう。
行う前に、カスタムリカバリーはきちんとMoto gに合ったものを入れておこう。
上のリンクに代表的な2つのリンクを記載しておいたのでお好きな方を・・・
Moto gはそれなりのスペックかつほぼGoogle謹製であり、かつ値段も安く扱いやすい方なので、
この手のお遊びにはうってつけかもしれない。
ただし、あくまで自己責任で行ってください。
今回のこの手順も、公式のブートローダーアンロック意外はあくまで私が行った手順なので、
同様の手順をしたら文鎮化したなど問題が起きてもご自分でご解決なさるようお願いしたい。
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